不動産取引の諸費用について |
不動産取引には諸費用が発生します。土地や一戸建て等の不動産取引では、測量や境界確定を契約条件とするケースが多く、費用が発生します。他にも、リフォームして引き渡すケースや、古屋を解体して売却するケースなどもあり、それぞれ費用もかかりますので事前に知っておくと安心です。諸費用は個別の取引により違いますが、一般的な範囲で解説します。 |
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不動産売買のケース |
仲介手数料・・成約した際に不動産仲介会社へ支払う手数料です。法律で上限が定められています。簡易計算の方法・・物件価格(税抜)×3.15%+60.000円です。
住宅ローン関係・・融資手数料・融資保証料・金銭消費貸借契約書の印紙代・・等の費用が発生します。融資手数料や融資保証料は、金融機関により違いが有ります。
登記関係・所有権移転登記費用・抵当権設定費用・保存登記・建物表示登記・地目変更登記・測量及び測量登記費用・分筆登記費用等ですが、個別の取引により違いがあります。
清算金・・固定資産税・都市計画税の日割り清算金・マンション等の管理費・修繕積立金の日割り清算金 |
不動産賃貸のケース |
仲介手数料・・成約した際に不動産仲介会社へ支払う手数料です。法律で上限が定められています。賃貸契約の場合、仲介手数料の上限は賃料の1ヶ月分です。ただし、権利金(返還されないもの)の授受が有る場合は、その権利金を売買金額とみなして、売買の仲介手数料と同様の計算方法で算出した金額の場合もあります。
契約金・入居費用の項目・・礼金(権利金)・敷金・鍵交換費用・家賃保証料・家財保険料
清算金・・家賃、共益費、駐車場代、自治会費・・の日割清算額 |